顔色が悪い

顔色が悪い
-顔色はそれぞれの内臓の疲れを表わしています-

顔の色は人によって違うものです。

同じ黄色人種によっても、なんとなく顔色に差があります。

それには、遺伝的な要因もありますが、大体が体内の内臓状態が顔色に反映されています。

東洋医療においては、顔色によってどういう状態であるのかが記されています。

「青い顔色」 ・・・ 体のどこかに痛みを感じていたり、筋肉の緊張を有している。

「赤い顔色」 ・・・ 体全体が熱を帯びている人が多く、高血圧などの人に多い。

「黄い顔色」 ・・・ 水分の代謝が悪く、体内水分量が多い。

「白い顔色」 ・・・ 冷えている人が多く、風邪の初期症状などにも見られる。

「黒い顔色」 ・・・ 泌尿器系の水分代謝が悪い場合に多く、腎臓疾患の人は顔全体が黒くなる。

また、顔全体の色のみではなく、口周りや頬など局所的に色の変化が出る場合もあります。

その際は、その場所が何の臓器と関連しているかを見なければなりません。(吹き出物参照)

顔色が優れないといった場合もその前日の食生活などを顔色と照らし合わせて考え、その顔色が出るようなことをしなかったかを考えてみると良いでしょう。

長い間顔色が優れない状態でも、体の内部環境を調えていけば、顔色は自然と変わってきます。