芒種(ぼうしゅ)

六月六日は芒種。

芒(ぼう、稲の穂先のようなトゲ状の突起のあるもの)を植える頃です。あちらこちらの水田では雨の季節に合わせて田植えが行われます。

この頃、前線が日本列島に居座り梅雨入りが発表されます。梅の実が黄色く熟す頃の長雨で梅雨と言われています。

梅雨の前半は、雨が降って湿気と肌寒さを覚え(湿寒)、後半は、湿度が高く暑くて寝苦しい夜(湿熱)が続きます。

この間に、季節は火季から暑季に移ります。