5月5日は立夏。
夏の兆しが現れてくる頃です。日の出は、5時ごろ。夏の養生は、早寝早起きが基本です。夜型から朝型に徐々にシフトを変えていきましょう。
日中は、汗ばむ陽気となり、この時期の紫外線は思った以上に強く、日焼け対策は万全に。また、身体が日光に慣れていないため日射病には気をつけましょう。
身体が冷えると感じる人は、太陽を背に当てて陽気をもらえるようにすれば、身体全体が温まり調子が良くなります。冬場にカイロを何枚も貼り付けるより、背中をこの時期から温めている方が冷え症には効果的です。
最高気温が夏日になることがあれば、冷たいもが欲しくなります。アイスクリームや氷、冷たいジュースよりトマト、きゅうり、レタス、果物などを食べると喉の渇きが潤います。
南北縦長の日本、梅雨に入った沖縄、初夏の陽気の本州四国地方、やっと桜が咲いた北海道と夏の兆しの風景は異なります。養生の基本は同じです。季節が早く進む地方では、梅雨の養生を。梅雨のない北海道は初夏の養生もしくは、寒い春先の養生と臨機応変に変えていきます。