大寒 太陽の温もりを集めてみましょう

 1月20日は大寒。

 一年で一番寒い。太陽から一番遠い。日の出が朝7時過ぎる(大阪)手足の先が凍える。

 寒味噌。寒餅。寒灸。寒さ故の人の営み。寒さ対策は、衣食住全てに及びます。わずかばかりの陽だまりに心を緩ませるこの頃です。

 自分の周りに太陽のような温かさを集めてみましょう。

 治療院の私が着る白衣は、コーラルピンク。てりつける太陽の色。エアコンは25℃設定、風速パワフル。プロペラ扇風機が足元へ緩く暖かい風を落としてくれます。湿度40%を切らないように加湿。

 鳥スープを飲んでお腹から温めて。ある患者さんは、服の上からお腹の冷気が伝わってきたので、本人にもお腹を触ってもらい自覚してもらいました。鳥ネギ生姜使った料理、参鶏湯などを勧めました。服装のチェックも又大切です。
 コートの中は、たくさん着るのではなく、空気を着ることを教えます。衣服気候がうまくいっていますか?冷は足下から入ります。厚底で寒さがカットできていますか?。ブーツは良い選択です。
                       
 住居環境は大切です。隙間風、陽当たり、採光。居心地の良い部屋ですか?経済上、または事情によりうまくいかない時は、窓のカーテンを厚目にしたり、隙間テープを活用したり、床に、銀マットを敷いて下からの冷気を遮断したり。寒さは寒い地方の習慣に習いましょう。良い案が見つかります。

 朝のなけなしの陽だまりはなくなりモノトーン一色に。窓の外を見る限り外気温は0℃に近づいています。この上に風が吹くと体感気温は2−3℃下がります。

 北半球に住む人々は、それぞれの地域で厳寒の冬を過ごしています。早く立春が訪れますように。