冬至とマリメッコ

 冬至からの風景は、モノトーン。

冬至前後の北極圏の国々では、極夜(きょくや、日中でも暗く太陽が沈んだ状態)が続きます。

北半球にある日本も例に漏れず日照時間の短いモノトーンの日々。

 天の太陽の陽気は力なく、地にある人に恩恵は届か無い。北からの寒気団が押し寄せ経験した事がない寒さが押し寄せて来ています。大雪のため、不要不急の外出を控えるニュースが流れていました。

 クリスマスから年末にかけて忘年会も中止となり、ひたすら食事は鳥スープストックを使った鍋料理を食べていました。その日のメインが決まれば、白菜、長ネギ、豆腐、生姜を好みですりおろして熱々をいただきます。1人の人は土鍋で作ると長い間保温が効きます。締めに、ご飯やうどん、ビーフンなど入れるとスープごと美味しく食べることができます。 スープは多めにあると締めに慌てません。

 お腹の調子が悪い時は、スープを温めて塩、胡椒で味を整えて。少し細かく刻んだ野菜を入れたりたまごを入れるだけで美味しく食べることができます。

 極夜が続く北欧フィンランド。明るいマリメッコやその他の作家によるデザインや色調には心を奪われます。森と雪と氷と極夜。モノトーンの中に映えるバックを持って出かける彼ら。どこにそんなパワーがあるのでしょう?

 冬にマリメッコのショウウィンドウの前に立つたびに不思議に思います。