大橋秀香はり灸院

4ー湿季

白露

夏が過ぎて秋までは実感できない中途半端なこの頃です。白露の白は秋を表す白。春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒。露は、夏の陽気と秋に近づく陰気が昼夜の気温度差となって現れる自然現象です。目にも耳にも優しい響きですね。 朝夕の涼しさでクーラー無しで...
6ー寒季

立春

立春、春の始まりです。旧暦生活では一年の始まりでもあります。 暖かい日があれば、春と感じ、余寒の寒さには、外に出た時に春の息吹を目で確かめてみましょう。 身体の中は、冬の冷えを優先に対処します。鳥スープを基本に献立を考えると、身体が芯から温...
6ー寒季

大寒

一年で一番寒い時期になりました。 大地は凍てつき、吐く息は白く、手足が凍るような寒さです。太陽が出ていない時は、灰色の景色。気分が沈みます。 一度太陽が顔を出すときは、春の予感と希望が交錯した心持ちになります。 夏にはあんなに太陽の暑さを避...
6ー寒季

小寒

1月6日は小寒。寒の入です。 旧暦では小寒、大寒の寒さを過ぎて旧正月を迎えるところです。これからが寒さの本番。 寒稽古、寒もち、寒灸、寒造り、寒弾き、寒中水泳など、日本では、厳しい寒さの中でモチュベーションを高める生活習慣と知恵が生み出され...
6ー寒季

冬至

冬至は 一年で最も昼が短く夜が長い日です。次の日から、日が少しづつ長くなリ、陽の気が復活しはじめることから、一陽来復と言われます。 この日は、柚子湯に浸かり、冬至七種(ナンキン、レンコン、ニンジン、ギンナン、キンカン、カンテン、ウドン)を食...
5ー燥季

大雪(たいせつ)

山眠り、本格的な冬の前触れの雪が降る頃です。12月7日から冬至までの二週間。 晩秋の紅葉はその葉を大地に落とし、有形無形の色彩の美を醸し出しています。葉は大地の糧となりふっくら土の中で、春のめざめまで分解を繰り返します。 人は、天と地の間で...
5ー燥季

小雪(しょうせつ)

北国では、霜や雪の便りが聞こえてきます。 紅葉した落ち葉が、落ち葉時雨となって紅葉狩りの最適な季節。ここ西日本では暖かい日が続いています。 字面から見ても冬が近いです。太陽の光が弱くなると、途端に何をするにも億劫になりがちです。家で寒さに震...
5ー燥季

立冬

朝夕寒くなりました。11月7日は立冬。 冬の始まりとなりますが、季節は深まりゆく秋。朝夕の温度差で紅葉が見頃を迎えつつあります。また、天高く行楽日和が続き、みのりの秋を満喫する季節でもあります。 来るべき冬に備えて冬支度は早めに済ませ万全に...
5ー燥季

霜降

霜の便りが聞かれるようになりました。 露が霜に変わり、冬に一歩ずつ近づいています。 山粧う頃、紅葉の鮮やかさに目を‘奪われます。 新米はもう召し上がりましたか?食べてしっかり消化できるようになると、どんどん食欲旺盛になります。みのりの秋は、...
4ー湿季

寒露

寒露は、冷たい露が降りる頃。陰の寒気が朝晩に広がります。 半袖だった一週間前から一気に冬支度をする羽目に。これくらいで大丈夫は予想をはるかに超えました。 白露から秋分、寒露と秋の陰気が深まると、肺の季節が間もなくやってきます。咳や喘息のシー...