太極拳2段昇段

 昨年の春から受験のために講習会に通い、一年がかりで昇段試験に臨み、やっと合格。
晴れてて2段に昇段しました。

 コロナ禍の中、一人で練習する機会が多く取れたこともあり課題をこなすことが出来ました。
 

 はり治療が少しでも上達すればと思った太極拳も、10年の月日。はり治療の40年以上には及びませんが、今や両輪の一方を担い無くてはならないものになりました。

 太極拳は、気血を動かして動作を行うので、運動に伴う疼痛を取ることがうまく出来るようになりました。
  
 ひとのからだを立体として捉え、それが自由に動くものであることの理解が深まりました。
 
 気と血と精の理解がふかまり深まりました。

 中心が歪めば、左右、前後、上下、全体がおかしくなることがわかりました。

 手指、足指などの傾きから、からだ全体を考えることができるようになりました。

 小さなヒントから治療に結びつけられるようになりました。
 
 感覚が更に敏感になりました。

 桜が咲き始めるこの春。また3段の受験準備を始めています。もっとはりが上手くなりなすように。太極拳により、自分のからだも健やかになることを願って。